税理士コラム
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年始に個性的で実務的な経営計画を立ててみてはいかがでしょうか?
富山県富山市の福田税理士事務所の福田です。
平成26年も、皆様のお役にたてるように頑張りますので、よろしくお願いします。
ところで、新年の計は元旦にあるとの噂もありますが、今日は、事務所の経営計画を立ててみました。
【経営計画はのんびりとした時間に立てるべし!?】
福田税理士事務所は、個人事業者に該当するため、会計期間は1/1から12/31となります。
細かい数字の確定はしていませんが、12月の試算表は12/31に完成させてしまいましたので、1年間の数字はいちおう完成です。
ところで、通常の業務が開始すると、目の前の仕事に追われる感じがして、経営計画の立案をしても、しっくりこないような気がします。
ということで、経営計画の立案をしてみました。
【立案した経営計画の内容とは!?】
こんな感じで、経営計画の立案を進めてみました。
・事務所内の原価計算の仕組みのチェック及び修正
・平成25年度の損益状況及び資産負債の確認
・損益とキャッシュフローとの差異の分析
・平成25年度の損益計画を基準にして、翌年以降目指すべき損益計画を、プランAからプランDまでの4パターンに分けて試算
・文章形式で、平成25年度の目標に対する達成の評価と、平成26年度以降の目標の立案
【作成してみると】
まず、前年に立てた計画と、現在の状況が全く異なっているのに、驚きです。
数字に関しては、良い部分と悪い部分がはっきりと浮かび上がってきているので、悪い部分とはしっかり向き合わないといけないと思いました。
また、普段は、なんとなく"こんな感じだろう~"という感覚と、実際のデータとには、ズレがありました。
感覚のズレを軌道修正し、無駄をそぎ落としつつ、税理士事務所の存在意義を掘り下げて、お客様から見て価値が本当にあるのかということをより一層掘り下げなければいけないと思いました。
また、数字と向き合いながら、計画を立てていく過程で、いろいろとひらめくこともあるので、年に1回しかしない作業ですが、重要だな~と再認識しました。
【プランAからプランD】
予定損益を、保守的予測、標準予測、過大予測、中期目標の4つに分けて、それぞれ計画を立案してみました。
来年はいろいろと動きがありそうな気配で、数字が読みずらい要素が多いので、悪いシナリオから良いシナリオまでの3通りと、次に描く目標を実行に移すまでの目標値の4通りに分けてみました。
その数字をみてみると、その数字から"そんなに経営は甘くないよ~"と言われている気分になりました。
ちなみに、プランAが最も悪いシナリオになりますが、その時の打ち手をもう既に考えてしまったので、気分が楽になりました。
"悪いシナリオにはどのように対処すべきか"をあらかじめ考えておくと、良いのかもしれません。
"お客様にとって存在価値がある税理士事務所"になれるよう、深く掘り下げて、日々精進して行きたいと思います。
平成26年が開始しましたが、皆様にとって良いお年になるよう、お祈り申し上げます。
本年もよろしくお願いします。
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