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税理士コラム
決算打合せで勉強になったこと
こんにちは、福田税理士事務所の福田です
本日は、決算打合せに行って来ました
【少し時間がかかってしまし反省】
決算の案ができるまでに、少し時間がかかってしまいました。
申告期限まではまだ半月以上あるのですが、もう1週間ほど早く仕上げる予定だったので、反省です。
申告期限ギリギリになってしまうと、出来上がった決算書をもとに、じっくり考えてお客様とお話する余裕がだんだんなくなってくるので、なるべく早く仕上げたい、と思っています
【今日もとても勉強になりました】
本日の打合せでは、来期以降の方針についてのヒアリングもしてきました。
今までは何となく行っていたのですが、今回からは、次の事を意識して、ヒアリングをしてきました。
・金融機関などへ、来季の方針をまとめて、文章で提出できる状態にするための材料を正確に聞き取る。
・"いつまでにするのか"や、"顧問税理士として次回打合せ時にはどのポイントをチェックするのか"について、つまり、PDCAサイクルで言えば、D(実行)・C(評価)・A(改善)の部分も強く意識する。
そうすると、お客様から、様々な想いを聞くことができました。
業界のこと、競合他社のこと、国際情勢など、今までも漠然と聞いてはいたのですが、"PDCAサイクル"に則って聞くと、今までとは違う流れになってきたという実感を、自分なりに持ちました。
【オリジナルキャッシュフロー計算書!?】
中小企業においては、会社の帳簿の中に、個人的なお金の入出金が出てくる場合もあるかと思います。
これらについては、役員借入金という勘定科目を経由することになります。
そこで、今回は、役員借入金の動きの詳細を全て把握したうえで、会社及び役員借入金の動きを補足して、オリジナルのキャッシュフロー計算書を作成してみました。
今回のケースでは、今年1年の動きから来年のキャッシュフローの予測が比較的簡便に行えたため、借換等の今後の金融機関対応の予測も簡単に出来ました。
これについては、私が8年ほど前に購入した、岡本史郎先生の"裏帳簿のススメ"の考え方の影響を強く受けています。
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【経営革新等支援機関の認定をよい機会として】
私は、以前から経営計画の策定支援を行ってきましたが、"会社にとって本当に必要なのか"という疑問を常に持ち続けていました。
これについては、自分自身の力不足を含めての話です。
しかし、最近の経営計画策定支援の研修や、金融庁の明確な方針、そして、この認定を受けたことにより、本格的に経営計画というものに意識を置き始めました。
最初は懐疑的な想いもありましたが、お客様と共に経営計画を策定していくうちに、想像以上の効果を私自身が体感する機会が増えてきました。
これからも、"経営者の皆様の縁の下の力持ち"をモットーに頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いします。
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