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税理士コラム
決算を通じての自社の強みや弱みの認識
富山県富山市の税理士の福田です。
平成25年2月に入り、もう中旬に突入しようとしておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
12月決算の法人や個人事業の方におかれましては、1年間の数字を取りまとめるための決算の日々をお過ごしかと思います。
ところで、決算打合せをしていると、お客様がご自身で気が付いていないような新しい発見があったりして、とても興味深く事業について聞かせて頂くことも多いです。
【まずは儲けの現状や財産債務の状況を正確に抑える】
複式簿記を行えば、正しい状況が把握できます。
まずはここから始めましょう。
【次は正確な情報を基に数字と向き合う】
正確な情報が把握できたら、次は、じっくりとその情報と向き合いましょう。
損益計算書からは、前年以前と比較して、売上高・利益額・利益率・経費の動きなどの情報が得られます。
貸借対照表からは、損益計算書の利益に対して、お金がどのように動いたかがが全て明らかとなります。
【最後にひたすら"なぜ"・"どうして"を繰り返してみる】
上記までの作業により、考える下準備が出来ました。
次は、"なぜ"・"どうして"を繰り返してみると、自社の強み・弱みや、現在取り組んでいることなどと、数字の動きに関連性が出てくることがあると思います。
この作業をするときは、一人でするより、誰かと対話する流れのほうが良いような気がします。
経営者の方々にとっては、"近すぎず・遠すぎない距離感"ということで考えると、顧問税理士はなかなか良い位置にいるのではないでしょうか?
"顧問税理士に相談する"かどうかは別にして、一石二鳥となるように、自社の帳簿を有効活用して頂いてはいかがでしょうか?
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